ハチミツは世界各地で生産されていますが、ニュージーランド特有のハチミツに「マヌカハニー」があります。
マヌカとは植物の名前で、牧草地などの仕切りに使われてもいるのです。
マヌカハニーの特徴は、通常のものよりもにごった色とハーブのような独特の風味。この風味が苦手な人もいますが、食べておいしさを楽しむというよりは健康食品としての扱いが多いようです。
殺菌効果が注目されており、風邪の予防やのどの痛みに効果があります。
掲載日:2019-05-16
ヒツジの多さが2,730万頭(2019年現在)と、479万人の人口を超えることで有名なニュージーランドですが、その種類は30種類に及びます。
そのなかでも「メリノ種」と「ロムニー種」があり、メリノは毛色が白く細く肌触りのよいマフラーなどに使われ、ニュージーランドのヒツジの約45%を占めるロムニーは、羊毛はカーペットに使用されています。
オークランドやウェリントンなどの都会から離れるとすぐに牧草地が広がり、そこではヒツジだけでなくウシ、ウマなどが見られます。
国土の大部分が自然ならではの、見渡す限りの丘陵に動物を見つけるのもひとつの楽しさになるでしょう。
掲載日:2019-06-01
ニュージーランドには夕食後にデザートを食べる習慣がありますが、その際に一番多く食べられるのがアイスクリームです。
バニラアイスにタフィーが入った「ホーキーポーキー」という有名なアイスを中心に、2リットル入りのボックスで各家庭がストックしているほどで、現地の人のアイス愛が伺えます。
ニュージーランド人の年間消費量は約30リットルといわれ、世界で一番だといいます。
アイスクリーム専門店というよりは、道路沿いのコンビニのようなショップで売られていることが多く、ひとすくいで大人のこぶし一つ分ぐらいの大きさのアイスを楽しめます。
掲載日:2019-07-04
メレンゲにクリームやジャム、フルーツなどをのせたニュージーランドの定番スイーツ、パブローバ。
食感はサクサクしていて、クリームと一緒に食べるとしっとりとした食感に変わります。
現地ではスーパーやベーカリーなどで売っていることが多く、誕生日やお祝い事、パーティーに欠かせないものとなっています。
ニュージーランドのケーキはアイシングでデコレーションされたものが多く、とても甘いのですが、パブローバは比較的日本人でも食べやすい甘さです。ぜひ、食べてみてはいかがでしょうか。
掲載日:2019-07-20
ニュージーランドには先住民のマオリ族が古くからいます。
彼らの存在は国にとってとても大きいもので、文化の象徴を大きく担っています。
ラグビーチームの「オールブラックス」が試合前に披露する「ハカ」は、マオリ族に伝わる闘いの前の儀式なのです。そんな彼らにとって大事なのがクジラです。
マオリ族に伝わる伝説では、マオリ族の先祖はクジラだったそうです。
ニュージーランドではカイコウラや、ベイ・オブ・プレンティがクジラを見られる場所として有名です。
お土産物屋ではクジラの骨を使った、マオリ族のお守り(ペンダント)を購入できますが、人からプレゼントしてもらうのが通常なため、購入の際には注意が必要です。
日本人は鯨肉を給食で食べたり、捕鯨する国として一部の人には知られています。
そのため、クジラの話題はできるだけ避けたほうがよいでしょう。
掲載日:2019-08-05
ニュージーランドの食卓に欠かせないのが、ベジマイトとマーマイト。
日本でいうと味噌のような発酵食品で、朝食や昼食のサンドイッチやトーストにつける人が多いスプレッドです。
見た目はどちらもそう違いはないのですが、現地の人にとっては味が違うのだそう。
ツアーなどでNZを訪れると目に触れる機会は少ないかもしれませんが、ホテルの朝食や街のカフェなどで見かけたら、試してみるのも観光のひとつとして良いでしょう。
掲載日:2019-08-17